スポーツを通して、子供達に「夢」と「現実を生き抜く力」を。
世の中を何も知らなかったスポーツ選手時代。
生きていく術や知識は、スポーツ選手にこそ必要だと引退してわかった。
でも、それはどこで教えてくれるんだろう?
そんな場所は、どこにもない。
じゃあ、僕がつくろう。
スポーツ選手のときに感じたことや、会社を興して見えてきたこと。
子どもたちや地域の人々に伝え、人生の選択肢や生きる幅を広げてもらう。
どんな状況になろうとも、生き抜ける強さを伝えたい。
サッカーに捧げた25年間。サッカー以外、僕は何も知らなかった。
はじめまして、代表理事を務める東 大樹(ヒガシ ダイキ)と申します。私は生まれてからの人生25年間を、サッカー・フットサルに捧げて生きてきました。
しかし、その中で自分に腑に落ちないことや疑問を払拭することができず、25歳で現役引退。その後何のあてもなく、社会を知りたいがために知識もないまま株式会社を設立しました。現在は事業展開を行いつつ経営コンサルタントを行なっています。
私がスポーツ選手のときに感じたことや、会社を興して見えてきたことを子どもたちや地域の人々に伝えたい。そう思い、この度NPO法人GanadorSportsClubを設立しました。代表理事として様々な講師の方と連携し、スポーツだけに特化せず「人材の育成」に尽力したサッカー教室を作ります。
サッカー教室ですが、ただサッカーの技術を教えるだけではありません。ここで教えるのは、人生の選択肢を増やし、生きる幅を広げる方法です。
どんな状況になろうとも生き抜いていける強さを、子ども達に身につけてもらいたいと思っています。
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スポーツ選手をやめた。その後どうやって生きていけばいいのか誰も教えてくれなかった。
スポーツ選手時代、この社会の中で僕が知っていたのはサッカー、フットサルの事だけでした。
ほかの事は何も知らなかったし、何も考えられませんでした。考えていたのは、常に上のレベルに行くことと競争で勝ち抜くこと。
そんなときにふとスポーツの世界で夢を持つことに疑問を抱きました。矛盾のあるルール改正や、選手起用に関するお金が絡む組織の思惑。僕らは権力者の言いなりで生きるしかなく、生かされている生き方が大概だと分かってしまったのです。
この競技組織はどこに向かいどのようなことを目指しているのか?
なぜこうなってしまったのか?
子どもたちが目指していいのか?
競技人生終了後のフォローはどうするのか?
それを知りたくなり、競技生活を終わらせ、社会や世の中を知りたくて自分で事業を起こして会社を作りました。会社と起こす中でも、たくさんの社会への疑問を抱き、矛盾に歯がゆい思いを抱きました。
夢を見させるだけではなく、彼らには「社会のリアル」を教える必要がある。
もっと早くから社会のリアルを知りたかった。
それが、スポーツ選手を辞め、起業して思ったことです。
家族を持ったら最低でもこれくらいの金額がないと難しい、税金はこれくらい支払はなければならない。
社会保険って何?
その意義は?
スポーツの世界にどっぷりつかっていたら見えていなかったことがたくさんありました。
そうなると何が起こるのか?
スポーツや寿命の短い特殊な専門分野の人は、その寿命が終わったとき社会を知らないことが多いです。家族を持っていれば身動きは取りずらく、そこから何かをするにも時間がかかります。そうなると一般の人々よりもバイタリティーにあふれている人々が、次の人生で力を出すことが難しくなってしまう。実際に、そんな人をたくさん見てきました。
だからこそ、成長段階でこのリアルを伝えていくべきだと思います。
才能の差や、乗り越えられない壁がきっとある。ぶつかり、挫折することを学ぶのも大切なこと。
NPO法人Ganador Sports Clubでは、幼児から中学生、障がいを持つ子どもたちに対して、男女問わずサッカーを通して指導を行なっていきます。
大事なのは、”ただキツイ”だけでなく”目的のあるキツイ”を作り出すこと。
なぜ必要か・どうやればよいのか・なにを意識すべきか。乗り越えた先を意識させることで、辛いことに対して乗り越えていく思考力を作り上げていきます。技術指導ももちろん行いますが、比重はこちらに重きを置くつもりです。
そして、年齢に応じて指導方法や伝えていく事も変化させます。
幼児期に重きを置くことは「自分自身と向き合う習慣作り」です。
何事にも一生懸命取り組むこと、できないことから逃げない事、自発的に考える事。
高学年・中学生年代では、社会に参加していくことを少しずつ意識させるために、地域の人たちとの関わりを増やしていきます。行政等が行うイベント、自分たちが行うフェスティバルなどの裏方に参加することで、社会で生きていく上で必要な指導も行っていきます。
プロサッカーやフットサル選手にはスキルアップ講師として活躍してもらう傍で、税理士・某大学教授(法社会学)・他経営者にも依頼をして、社会知識講師として子どもに知識をつけていってもらいます。
才能やどうしてもすぐには埋まらない壁に、多くの子ども達がいつかぶつかります。
そこでの挫折も大きな学びです。挫折し、夢を諦めかけた時、ここで培ったベースがきっと生きて、これから自分はどうすれば良いのか、多少なりとも自分で分析し考えられるようになると思っています。
法人概要
法人名
特定非営利活動法人Ganador Sports Club
代表者
理事長 東 大樹
所在地
〒861-1681
熊本県菊池市雪野925-1
TEL/FAX
0968-27-1051
080-3905-8862(担当者携帯番号)